すら
(1の続きです。)
ジェローム
俺は、父さんの後は継がなかった。
だが…父さんは俺の憧れだった。
頼りがいのある背中、
優しく大きな手、
その手から放たれる協力な魔法。
全て、鮮明に思い出せる。
…見せてくれるか、父さん。
俺のもう一度…懐かしいその姿を。
リヒト
ジェローム…
で、でも、今の僕の姿は…
ジェローム
ああ、わかっている。
だが、今なら見える気がするんだ。
もう二度と見ることが叶わないはずの…
大好きだった、
あの頃の父さんの姿が。
リヒト
!!
…わかったよ、ジェローム。
そこまで言われちゃ仕方ないね。
父さんのかっこいい姿、
嫌ってほど見せてあげるよ!
ジェローム
ありがとう…父さん。
2012/10/28 Sun 19:14 [No.47]