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  11. ヘンリー/デジェル(-)
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クロム/アズール

覇王樹

クロム
 アズール。

アズール
 あ、あなたは…!
 でもそんな、まさか…!?

クロム
 俺は異界の者。ナーガの力を借り、
 一時的にこの世界までやってきたんだ。
 だからこの世界のクロム…お前の父親とは、
 正確には別人ということになる。

アズール
 そ、そうなんだ…
 これが、父さん…
 …………

クロム
 どうした?
 やはりすぐには信じられないか?

アズール
 ううん…父さんは僕が生まれて
 すぐに死んじゃったから、
 なんだか、本当に会えたっていう
 実感が無くて…

クロム
 …そうか。すまない…

アズール
 ううん、謝ることじゃないよ。
 父さんは、
 僕たちを守るために戦ってくれたんだもの。
 …でも、さすが父さんだね。
 近くにいるだけで戦う気力がわいてくるよ。
 強くて優しい瞳をしていて…
 王族としての威厳も感じられる。
 ルキナが言っていた通りの人だよ。
 父さんとルキナは…よく似てる。

クロム
 それを言うなら、お前だって
 俺にそっくりじゃないか?

アズール
 …見た目に関してはね。
 でも、僕は父さんの血を引いているのに…
 ファルシオンが使えない。
 人に希望を与える力も、
 みんなを守れるような力も無い…

クロム
 アズール?

アズール
 さっきだって、咄嗟の判断で
 あんな無謀な真似をしてしまった。
 もっと僕に力があれば、みんなを
 危険な目になんか遭わせないのに、
 もっといい方法で、
 みんなを救えたかもしれないのに!
 こんな僕が、立派だった父さんの息子を
 名乗る資格なんて無いよ…!

クロム
 …そんなことはない!
 お前の行動は、
 みんなを守ろうとしてのことじゃないか!
 最後まで、全員で生き残る希望を
 捨てずに行動したんだろう!?
 お前は…イーリス王子として
 立派な行動をとった!
 お前を非難するような奴がいたら
 俺が許さん!

アズール
 父さん…

クロム
 その瞳の聖痕が示す通り…
 お前は確かに、俺の血を継ぐ息子なんだ!
 だから…だから二度と
 そんなことを言うな!

アズール
 …ごめんなさい。

クロム
 この世界の俺は、お前と言葉を
 交わすことすらできないまま死んだが…
 きっとお前の父親も、
 今のお前に同じことを言っただろう。
 それに、俺がもしさっきのお前と同じ
 状況に陥ったとしても、
 お前のように行動できたかは分からん。
 俺も、お前が思うほど立派な人間ではない。
 だが、大切な息子のために、
 この力を使うことならできる。

アズール
 えっ…でも、父さん…

クロム
 俺は…お前を全力で守りたい。
 この世界の俺が、守れなかった分まで。
 そのために、世界を飛び越えて
 お前の元まで来たんだ。
 力を貸してもいいだろう?
 アズール。

アズール
 …………
 …わかった。
 ありがとう…父さん。

クロム
 いや、礼には及ばん。
 お前をこの手で守れるのならば本望だ。

アズール
 でも…約束して。
 絶対にここでは死なないって。

クロム
 あぁ、わかった。約束する…!

2012/10/11 Thu 17:20 [No.18]

ヴェイク/ウード

覇王樹

ヴェイク
 よぉ、ウード!

ウード
 え!?
 も、もしかして…父さん!?

ヴェイク
 ああ、俺様は異界から遥々やって来た
 お前の親父だよ。
 この世界で死んじまった俺様の代わりに、
 息子の尻を叩きに来てやったぜ!

ウード
 来てくれたのは嬉しいけどよ…
 その必要はないぜ、父さん。
 自分の世界ぐらい、
 自分でなんとかできる!

ヴェイク
 あんだよ、
 つれねぇ奴だな…
 けどよ、本当に何とかできるなら…
 さっきみたいな真似をするほど、
 追い詰められるわけねぇよな?

ウード
 それは…

ヴェイク
 ウード…気丈に振舞うのはいい、
 仲間を守ろうと必死なのもいい…
 だがさっきみたいな、自分を犠牲にする
 ことだけは止めてくれねぇか?

ウード
 見てたのかよ…

ヴェイク
 ああ…

ウード
 そんな事を言うなら
 父さんだって…
 父さんだって、自分を犠牲にして
 死んだようなもんだろ!?

ヴェイク
 この世界の俺様か…
 まぁ否定はできねぇな。
 だけどよ、だからこそ…
 自分の子供が、
 この世界の俺様と同じような道を辿るのを、
 止めなきゃならねぇんだ…!
 お前が、俺様と同じ目に遭って死ぬなんて
 冗談じゃねぇよ!

ウード
 !! 父さん…!

ヴェイク
 俺様も一緒に戦わせろよ、
 ウード!
 俺様の息子なら、諦めることと
 負けることが一番嫌いなはずだ!
 お前が望みさえしてくれれば、
 俺様はお前の力になれる!
 どうすんだよ、ウード!
 このままカッコつけて負けんのか!?
 お前は、カッコ悪くても勝とうって、
 そう思わねぇのかよ!?

ウード
 …………
 あぁ、俺は、勝ちたい。
 どれだけカッコ悪くても。
 どんな方法を使っても!
 …ごめん、父さん、
 やっぱり力を貸してくれ!
 生きて国に帰るために、
 一緒に戦ってくれないか!?

ヴェイク
 もちろんだ!!
 よっしゃ、そうと決まれば行くぞウード!
 俺様たちでこいつらみんな倒してやるぜ!

ウード
 あぁ!
 感謝するぜ、父さん!
 俺と父さんなら、
 絶対に負けるはずがねぇ!

2012/10/11 Thu 16:55 [No.17]

Re: リヒト/ンン

覇王樹

折角投稿してくださったので、こちらを残しておきます。(笑)

2012/10/08 Mon 01:09 [No.14]

ルフレ/???

覇王樹

※「私2」
※絶望の未来1と2で言っていることの変化は無し

???
 !! あなたは…!

ルフレ
 え?

???
 ど、どうして このような所にいるのですか!?
 ここは危険です! 早く祭壇にお戻りください!

ルフレ
 な、何を言ってるんですか?

???
 あ…あれ? あなたはギムレー様じゃ…ない?

ルフレ
 誰と勘違いしているのかは わかりませんけど…
 その人と私は きっと別人ですよ。
 私はこの世界の人間ではないんです。 さっき来たばかりの異界の者なんですよ。

???
 異界…!? では、あなたは異界の…!?
 …まさか、異界から援軍が来ているとは… 早くギムレー様に報告しないと…
 …でも…

ルフレ
 どうしたんですか?

???
 …いや、なんでもありません。
 それよりあなた、なぜそんな情報を僕に?
 僕はあなたの敵かもしれませんよ。
 戦場で相手にむやみに情報を与えるのは 得策とは言えませんね。

ルフレ
 そうですね…あなたは顔も見えないですし、 正直ちょっぴり怪しいです。
 でも、敵とは思えないんですよね…

???
 …なんですか、その根拠は。 軍師とは思えない判断ですね。

ルフレ
 まぁ、なぜ私が 軍師だとわかったんですか?

???
 …それは。

ルフレ
 やっぱり、あなたは私のことを…
 いえ、この世界の 私のことを知っているんですね?
 そして、さっきの言動から察するに… それはあなたのとても大切な人
 …違いますか?

???
 だとしたらどうするんですか。 脅しでもして情報を吐かせますか?
 悪いですが、僕はどんな目に遭っても 何も言いませんよ。
 僕は、自分の意思で決めたんです。 あの人についていくって。
 何があっても、 最後まで信じるって!

ルフレ
 …そうですか。この世界の私が いったい何をしているのかは知りませんが、
 あなたがそこまで 信じてくれているのなら、
 この世界の私は… きっと幸せですね。

???
 …!!
 そ、そんなこと…
 あなたには…関係ありません。

ルフレ
 そうですね…少し立ち入り過ぎました。 すみません。
 …お詫びに、これを差し上げます。

???
 これは…

ルフレ
 私のお気に入りの本です。
 簡単な戦術が書いてあるんですが、
 もし…軍師の傍にいるのなら 必ず役に立ちます。

???
 …いいんですか? 僕にこんなものを渡して。
 ここに書いてあることを 全て敵に教えるかもしれませんよ。
 …いえ、もしかしたらこの策を使って 僕があなたを…!

ルフレ
 …いいえ。 あなたはそんなことしません。

???
 どうしてそう言い切れるんですか!?

ルフレ
 あなたも…似てるんですよ。 私のとっても大事な人に。
 だから…きっとそんなことはしません。
 こんなこと言ったら、何の根拠もないって また呆れられるでしょうか?

???
 …………

ルフレ
 …長く話しすぎましたね。 では、私はもう行きます。
 あなたと話せて、良かった…

???
 あっ、ちょっと待ってくださ…!
 …………
 この本、もう持ってるんですよね… ずっと前に、あなたがくれたんですよ。
 この書き込みも、 ページの折り目も…おんなじ、ですね。
 参りました… こんなことされたら、もう、戦えません…
 今まで誰に何を言われても 揺らがなかったのに、
 仲間や友達を手に掛けてでも この道を貫くと決めたのに…
 あなたのせいですよ… …母さん。
 優しかった頃のあなたに、 僕が逆らえるわけがない…
 ギムレー様…すみません。 僕は撤退します。
 ですが、あなたへの忠誠は 決して揺るぎません。
 この罪を償うため、どんな罰でも 受け入れる覚悟はできています…

2012/10/05 Fri 03:26 [No.11]

ヘンリー/シンシア

覇王樹

シンシア
 はぁ…はぁ… 何とかここまで耐えたけど…
 でも…武器なしじゃもう… 限界かもしれない…

ヘンリー
 あはははっ! あれ〜? なってないな〜?
 まるでうちの子じゃないみたいだ。

シンシア
 …と、父さん!? 父さんなの!? どういうこと…?
 まさか、死者蘇生の呪い…? でも、あれは禁呪だったはず…

ヘンリー
 さすが、詳しいね〜。 でも呪いじゃないんだ〜。
 僕は別の世界からやって来たヘンリー。 君達にとっては異界の人間になるね。
 短い間だけど、君達を助けにやってきたんだ。

シンシア
 異界の父さんが… あたし達を助けに?

ヘンリー
 そうだよ〜。 ナーガ様に力を借りたんだ〜。
 それにしても、 さっきの弱音は何かな〜?
 シンシアはどんな時でも笑顔を絶やさない、 僕似な子だと思ってたのに、
 そんな弱気な子だったなんて… 僕、残念だな〜。

シンシア
 ち、違うもん! 弱気になんかなってない!
 今はちょっと武器を取り上げられちゃって 戦えないけど…
 今までだって諦めなかった! ずっとみんなで戦ってきた!
 これからだって頑張って… 世界を絶望から救ってみせるんだもん!

ヘンリー
 あはは、その意気だよ! 覇気が戻ってきたかい?

シンシア
 !! …父さん。 もしかしてあたしに発破を…?

ヘンリー
 さぁ、どうだろうね〜?

シンシア
 …ごめんなさい、弱気なこと言って。 あたし、諦めないって決めたのに…
 …でも、もう大丈夫。
 父さんのおかげだよ。 ありがとう、父さん…!

ヘンリー
 うん。それでこそ僕の娘だ。
 それじゃあこの場だけは 僕に任せてくれるかな?
 世界を救うヒーローを、 こんな所で死なせるわけにいかないからね。

シンシア
 うん。 それじゃあ今だけ力を貸して。
 父さんの戦う姿… 目に焼き付けておくわ。

2012/10/05 Fri 03:01 [No.10]

カラム/デジェル

覇王樹

カラム
 デジェルだね…

デジェル
 何者!?
 え、そんな… ま、まさか…!?

カラム
 信じられないかもしれないけど… 僕は違う世界から来たカラムなんだ…

デジェル
 違う世界から…!?

カラム
 うん…この世界が危ないって聞いて 助けに来たんだ…
 こんな絶望的な状況の中、 よく戦ってきたね。
 世界は違うけど… 父親として言わせて欲しい。
 よく頑張ったね…僕は鼻が高いよ。

デジェル
 信じられない話だけど… 嘘を言っているとも思えないわ…
 それなら父さん…私、 父さんに伝えたいことがあったの。

カラム
 何だい…?

デジェル
 …父さん。私はずっと あなたの背中を追ってきた。
 仲間を守るために盾となり、 常に傷ついてきた父さん。
 結局それであなたは死んでしまったけれど、 その誇らしい父に追いつくため、
 私も自分の大切な人達を守れるよう 努力してきたのよ。

カラム
 デジェル…

デジェル
 でも…今回ばかりは最後まで みんなを守ることができなかった。
 成す術が無い状況に絶望して、 負けたわけじゃないって言い訳をして、
 苦しみから逃げようとしたの… こんなの、父さんの娘失格だわ…

カラム
 失格だなんて…そんなことない。 君の姿を見ればよくわかる。
 今までたくさん辛い思いをして 頑張ってきたんだね…
 さっき僕を誇らしいと言ってくれたけど、 それは逆だよ…
 君こそが僕の誇りなんだ。 ありがとう…デジェル。

デジェル
 !! その言葉で… これまでの全てが報われるわ…
 ううっ…ううっ…

カラム
 デジェル…逃げたってまた何度でも 立ち向かえばいいんだ…
 あと少しだから… 僕も協力するからもう少し頑張ろう?
 ほら、だから泣きやんで…

デジェル
 …………
 えぇ…ごめんなさい、父さん。
 私、今度こそ逃げたりしないわ。

2012/10/05 Fri 02:41 [No.9]

ヴェイク/ノワール

覇王樹

ヴェイク
 おうおう! ノワール! こんなところにいやがったか!

ノワール
 !? ひ、ひいぃっ! 敵だわ…!

ヴェイク
 こら! 父親に向かって なんて事を言いやがる!

ノワール
 だっていきなり大声を出して 走ってくるんだもの…
 …って、父親?
 と…父さんなの?

ヴェイク
 ああ、俺は異界から来たヴェイク。 あんまり長居できねぇが、          (何故かここだけ「俺」
 娘の窮地に助けに来てやったぜ へへっ! ありがたく思えよ!

ノワール
 と…父さん、父さん! ううっ…ううっ!

ヴェイク
 そんなに泣きじゃくりやがって。 泣き虫で臆病に育っちまったんだな…

ノワール
 それは…母さんによく 呪術の実験台にされたから。
 でも…父さんはいつもそんな私を 母さんから助けてくれた。
 どんな呪いをかけられても 負けねぇぞーって言ってたのに…
 強くて自慢の父さんだったのに… なのに…屍兵には負けちゃったんだから…

ヴェイク
 ノワール… そいつはすまなかった…
 じゃあここは父親として 名誉挽回といくか!
 見てろよノワール! 敵は全部俺様が蹴散らしてやるぜ!
 今の俺様はほんとに 誰にも負けねぇんだからな!

ノワール
 えぇ…父さん。 ありがとう…
 私も…私ももう負けたりしない。 世界を救うまで、誰にも負けないわ…

2012/10/05 Fri 02:07 [No.8]

フレデリク/ンン

覇王樹

ンン
 まさか…? お父さん!? お父さんなのですね?

フレデリク
 ンンさん… この世界のンンさんですね。
 私は、異界と呼ばれる別世界から 貴方を守るためにやってきました。

ンン
 別世界…という事は、 本当のお父さんではないのですか?

フレデリク
 ええ…ですが、せめて父親らしく 娘の貴方を守らせて下さい…!

ンン
 では本当の…本当のお父さんは どこに…いるのですか?

フレデリク
 !! それは…

ンン
 …いえ、ごめんなさいです。 私のお父さんはもういないのです。
 私は聞きわけの良い子ですから、 それぐらいわかっているのですよ。
 でも…初めて生きている お父さんを見て…
 本当のお父さんも こんな人だったのかなって…
 本当のお父さんの話し方も こんな感じだったのかなって…

フレデリク
 …話し方…私のですか…?

ンン
 そうなのです…
 私…私は…よそのおうちで ずっとお世話になっていたですから…
 お父さんみたいに丁寧に話せば 嫌われたりしないかなって思って…
 お父さんのことを知ってる人に聞いて… 必死で真似ていたのですよ…
 ううっ…ううっ… お父さん…お父さん…
 本当のお父さんに 会いたいのです…

フレデリク
 …申し訳ありません。 私と出会ってしまったせいで、
 貴方の辛い記憶を呼び覚まして しまったのですね…

ンン
 …いえ、私もみっともなく 泣いたりしてごめんなさいなのです。
 本物のお父さんではないですが、 一目会えて良かったのです。
 こんな奇跡みたいなこと、あるのですね… おかげで勇気がわいてきたのです。

フレデリク
 ンンさん…貴方は本当に いじらしい子ですね…
 お詫びの印には ならないかもしれませんが、
 貴方のことは 私が必ずお守り致します!
 大事な娘の貴方を…!

ンン
 お父さん…! ありがとうなのです…

2012/10/05 Fri 01:56 [No.7]

Re: Net4u 無料掲示板

覇王樹

バシバシ投稿していって皆で分かち合いましょうヽ(゜ω゜)ノ

2012/10/05 Fri 00:43 [No.6]

ガイア/シンシア

覇王樹

ガイア
 おい、お前… シンシアなのか…?

シンシア
 …と、父さん? うそ、どうして…!?

ガイア
 全く…こんな辛気臭い所で お前と逢う事になるなんてな。

シンシア
 ば、場所なんて…関係ないよ! 生きてたんだね、父さん!
 ずっとずっと…帰ってこないから… てっきり…死んじゃったものだって…
 あたし…あたし、嬉しい… ううっ…

ガイア
 …すまん。シンシア。 俺はガイアだが、お前の父さんじゃない。
 俺は異界から お前たちを助けるために来たんだ。
 よく見ろ。 お前の父さんは… こんなに若くはないだろう?

シンシア
 あ…

ガイア
 ぬか喜びさせてすまない…

シンシア
 …ううん。いいの。 あたしこそ、勘違いしてごめんね。
 本当のお父さんじゃないのは残念だけど、 …また会えて嬉しいよ。

ガイア
 あぁ、俺も会えて嬉しいぜ。
 …お詫びと言っちゃ何だが、 ここでは絶対にお前を守ってみせる。
 ほら、約束のしるしの砂糖菓子だ。 結構貴重なやつだから、味わって食えよ。

シンシア
 …………

ガイア
 どうした?

シンシア
 あのね、それ…ここを生き延びられたら ご褒美としてちょうだい。
 こっちの父さんはね、いつもあたしが 頑張ったらご褒美にお菓子をくれたんだよ。
 それが嬉しくて、 あたしは何でも頑張れたから…

ガイア
 いいぜ、じゃあ闘いが終わったら お前に渡してやる。
 だから絶対に、死んだりするなよ。

シンシア
 …うん。 ありがとう。

2012/10/05 Fri 00:33 [No.5]

ヘンリー/デジェル

覇王樹

ヘンリー
 あはは! デジェルだね!

デジェル
 父さん!? 父さんなの!? で、でも父さんは死んだはず…!
 じゃあこれは敵の罠…? それとも死者が蘇る呪い…!?

ヘンリー
 ううん、罠でも呪いでもないよ〜。 僕はこの世界のヘンリーじゃない。
 異界という別の世界から、 君を助けに来たんだ〜。

デジェル
 …で、でも随分雰囲気が違うわ。
 私の知っている父さんは いつもニコニコしているけど、
 もっと落ち着いていた 穏やかな人だったもの…

ヘンリー
 そうなんだ〜。 でも、何となくわかる気がするよ。
 僕はソワレと結ばれて 少し変わった気はしてるんだ。
 きっとこの優しい気持ちを育てて、 将来もっと変わっていくんじゃないかな?

デジェル
 !! それ…父さんが生きてた頃 言っていたことと同じ…
 じゃあ本当に…父さんなのね…
 ううっ…ううっ…父さん。

ヘンリー
 デジェル… 泣き止んでくれるかな…?

デジェル
 ご、ごめんなさい…父さん。 別人でもまた会えて…嬉しいわ。
 …確かに父さんも、 母さんと結ばれてから、
 家族を大事にしたいって 思うようになったと言っていたわ…

ヘンリー
 そうなんだ。やっぱりソワレのおかげで 僕は変われたんだね!
 じゃあ早速ここで家族の キミを守らせてくれないかな!

デジェル
 ええ、もちろんよ…! ありがとう、父さん。

2012/10/05 Fri 00:21 [No.4]

ルフレ/ノワール

覇王樹

※「俺1」

ルフレ
 ノワール! 無事で良かった…

ノワール
 と、父さん…? まさか父さんが ここにいるわけないのに…!

ルフレ
 そうだな…俺は君の父親本人ではない。 別世界のルフレだ。
 ナーガ様の力に導かれて 一時的にお前を助けに来たんだよ。

ノワール
 !! そ、そうなのね… ナーガ様が… と、父さん…ごめんなさい。

ルフレ
 急にどうしたんだ?

ノワール
 私…さっき敵に囲まれて、 戦うことを放棄してしまった。
 父さんのように、最後まで勝ちを 信じることができなかった。
 宝玉を国に戻すことを、 この世界を救うことを諦めようとしてしまったの。
 父さんが凄い軍師なのに、 こんな臆病な子…娘失格だわ…

ルフレ
 なんだそんなことか。
 大丈夫、 戦いで臆病になるのは当然だ。
 武器を取られて囲まれたら、 いくら俺でも弱気になってしまう。
 大事なのは過ぎたことを悔やむのではなく、 刻々と変わる戦況に対応していくことだ。
 失敗なら取り返せばいい! そのために俺たちが来たんだから!

ノワール
 父さん…

ルフレ
 短い間だが、今だけは お前を守らせてくれるか? ノワール。

ノワール
 えぇ…父さん、嬉しいわ。 助けに来てくれて、ありがとう。
 でも私…父さんに守ってもらうよりも 少し甘えたいかも…

ルフレ
 もちろんだ、 時間の許す限り甘えてくれ。

2012/10/05 Fri 00:09 [No.3]

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