青山
赤色光受容体と青色光受容体の話はとても興味深く読ませてもらいました。
ヤシを育てているとたまに小葉と葉柄が短くコンパクトに育つことがあるのですが、そのように育ったヤシの場所を観察すると壁などで西日が遮られ、真昼の陽だけが当たる場所のようです。
画像はどちらも中庭で育つブラヘア。西日が当たりません。
変な例えですがシューティングゲームのショットなら拡散弾が波長の長い赤光で、貫通ビームが波長の短い青光。さらに拡散するがぼやけて射程が短いのが赤外線、貫通ビームがさらに究極に細く貫通力をもつのが紫外線という認識です(本当に変な例えですみません…orz)
赤道付近の沿岸は多くの紫外線が当たる環境、そこに自生するココヤシを健康的に育てるには紫外線が必要という話を聞いたことがあります。
二カウヤシは白色LEDであまり徒長しないヤシです。自生地が北海道並みの高緯度なので紫外線が少ない環境なのでしょう。
貼ってくださったリンク先の、「光の質や強度が同じなら、温度が高い条件の方が植物は徒長しやすい傾向にある」という話が更に興味深いです。
たしかに加温すれば新芽がよく伸びますが白色LEDで展開した葉は徒長して薄く弱々しいもので、そういうものなんだろうと諦めて温度を低めに設定していたんです。
赤青紫光が含まれた光源を使って、さらにヒーターで加温してあげると越冬中も健康的に育ってくれるように思います。
2020/10/12 Mon 20:15 [No.304]