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サクラノキ
「反抗心」
貴方はいつもそう言う。
そして泣く。
嗚呼、もう。
いい加減にしてくれよ。
何のリスクもなく付き合っていけるとは思ってないけど、
コレは些か割に合わないじゃないか。
泣いたり笑ったり、怒ったりとご苦労様。
後でちゃんと労わってあげるから、
今だけ、俺の事は放っておいてよ。
いつか又、帰ってくるから、
信じて待っていてよ。
俺は仮にも貴方の子だ。
約束を破るなんて真似、
するわけ無いだろ。
2010/05/01 Sat 16:04 [No.29]
サクラノキ
「価値観の相違、その先に望む事」
それが愛だろうと恋だろうと
好き、という言葉に思いは乗せられる。
会えないからといって拗ねる事は無い。
いくら寂しかろうがそうでなかろうが
名前を呼べば振り向いてくれる。
貴方はどうしてそれ以上を望むのか。
付き合おうとするから、おかしい事になるんだ。
ただ想いあうだけの愛を僕は必要としている。
それでいいじゃないか。
別れも無く悲しみも無く、
それを望んでもいいはずだ。
二人で少し考えよう。
そうしてまた話し合おう。
分かり合えたら最高じゃないか。
2010/04/11 Sun 18:40 [No.28]
サクラノキ
「僕の底辺」
貴方だから言える事がある。
貴方にしか言えない事がある。
貴方ばかりを頼りにしては、いけないと判っているけど。
貴方を必要としている。
必要としているから、傷つけたくない。
誰だってそうだろう。
貴方がいるから笑える、
貴方がいるから優しくなれる。
貴方が俺の傍にいるから、
強くなりたいって思う。
負けないでいられる。
僕はこんな自分を誇りに思う。
2010/03/13 Sat 16:47 [No.27]
サクラノキ
「恋と知ったその日」
貴方を思うとね、
どうしようもない位幸せになるんだ。
コレでもかって位、温かくなるんだ。
そんな僕を君は知らないだろうけど。
貴方を思うとね、
どうしようもない位顔を見たくなるんだ。
やたらと声が聞きたくなるんだ。
ずっと隣に居たいって思ってた。
貴方は知らないかも知れないけど、
好きだなって思ってた。
貴方は知らないと思うけど、
知らなくて良いと思うけど、
やっぱ知って欲しいけど、
僕が貴方に思いを伝えたとき、
同じように思ってくれてたら嬉しい。
同じように愛してなんていわないから、
同じように思ってくれてたら嬉しい。
そんな気持ちになるのが「恋」なんだと思った。
2010/02/20 Sat 12:16 [No.26]
サクラノキ
「単純な行動」
きっと貴方という人は、
何に関してもあまり引きずらない人なのだろう。
少し前まで其処にあった貴方の温もりが、
今になれば笑える。
果てしなく遠いのだ。
当たり前の様に息をして、
当たり前の様に笑って、
当たり前の様に会話する。
本当は痛くて仕方が無い。
「いつもどうりに」なんて、出来ない。
もう少し時間がかかるよ。
もう少し待ってよ。
2010/02/05 Fri 20:42 [No.24]
サクラノキ
「泣けばいいさ」
俺は、貴方に嫌われてもいいよ。
俺は、何にも負けないと自負している様な奴だから。
俺は、貴方がいなくともある程度生きていけるような奴だから。
泣くことを、押さえ込もうとした事がある。
泣くことは弱い証拠だと、思っていた事がある。
無理に笑って、大丈夫と言った事がある。
その度に貴方は悲しく、苦しそうな顔をしたけれど、
一ミリもその表情に偽りは無かった。
泣くという行為を、無理矢理消そうとした俺とは違って。
けれどどれだけ経っても、俺からその感情は消えなかった。
そう。『感情』。
泣きたいという思いは、『感情』。
それを隠そうとするのも、『感情』。
それすら乗り越えようとするのも、『感情』、で、
別れ行くこの時、だから、
泣けばいいさ。貴方も、俺も、
そうしたら、きっと、
貴方も俺も、洗い流すことができるよね?
最後のときだ。
思う存分、泣いたらいい。
貴方も俺も。
泣いたらいい。
泣けばいいさ。
2010/01/11 Mon 20:33 [No.23]
サクラノキ
「此処には誰も」
どうしようもない事が、この世の中には有るんだと、
言っていた貴方の言葉を、ようやく理解出来た気がする。
その理解は決して理論的なものではなくて、
言うならばそう、直感。
大真面目な貴方の事だ。
そんなものは理解していないのと同じだ、と俺に言うのだろう?
完璧主義な貴方の事だ。
判るまで俺に説明をしてくれるだろう?
どうしようもない事が、この世の中にはあるんだと、
気づかせてくれたのは、貴方。
この世の中にあるどうしようもない事を、
俺に突きつけたのも、貴方。
俺の信じていたものが真実でなかったときの、貴方と俺。
裏切ったのは、一体どちらなのか。
此処には誰も、知る人はいない。
俺はそれを、心の底から幸せだと思った。
また少し遠ざかって行く、貴方と俺の距離。
2009/12/19 Sat 19:35 [No.22]
サクラノキ
「水溜りから見る神の世界」
天から落ちた神の涙は、やがて地に溜まり空を映す。
その波紋に美しさを感じる時、神は又涙を流す。
雫は幾重にも重なり、
その軌跡で一日を描くのだ。
雲の上に広がるその世界は、この世界より何倍も大きく、
そして何倍も綺麗である。
砂漠の真ん中に現れる、いつかの夢の様に、
太陽に手を伸ばす、いつかの向日葵の様に、
見えずとも繋がっているだろう。
神は願うのだ、
『世界よ、美しくあれ』
2009/06/13 Sat 12:56 [No.21]