杉さんぼく
龍馬さんの兵法目録が、おまさんらぁ、それが行方不明なのを知っちゅうか…とテレビ局に掛かって来た電話から、FNS大賞ノミネートされたテレビ番組が、2002年10月(高知は7月)に放送されました。
高知から出た今回の発見ニュース(2015年11月)、やっと世に出てきたか、と言うところです。
指定暴力団会長(当時)を尊敬しているという○氏が、竹中清水氏から中内知事にあった兵法目録を手に入れて、桂浜龍馬会なる架空団体名で桂浜の闘犬センター(現在はない)で展示されていました。
中内知事から手に入れた○氏の、いずれしかるべき場所に皆さんへ見て貰うよう披露したい、との事で、番組は終えていました。そうした中で、今回高知県内で出てきたわけです。
金策に困って売却したかどうかは、新聞記事見てないのでなんとも言えませんが、本来は竹中清水氏から高知県の手にあるべき兵法目録ですから、収まる所に収まって欲しい限りです。
竹中清水氏(たけなかきよみ)は、若くしてアメリカに渡り、サンフランシスコのジャンクマーケットで手に入れたそうで、土居晴夫(龍馬縁者)氏は、ばくち騒ぎで亡くなった船乗りの坂本直衛が龍馬関係資料を売り飛ばした、と推測します。
海援隊始末記などを著した歴史家平尾道雄先生や龍馬全集編纂の宮地佐一郎先生などの著作中では、竹内清水氏となっていたのが、竹中氏の間違いだったのが、この番組で判明しました。
深夜放送でしたから、観た方は少なからずや、否や。
2015/11/10 Tue 21:13 [No.191]