Woody
9月の「独活の俳句」です。今月も迷いながら詠みました。栗飯ははじめ仏に神棚に鰯雲みすゞの弔ひ大空に内灘のアカシヤ浜に鰯雲露けしや山路に残る潦(にわたずみ)初潮や入江の砂を崩しける望の潮入江の姿変えにけり望の潮江の島遠く海に浮くそれとなく後姿の吾亦紅秋夜長更ける読書の深き哉野葡萄の粒それぞれに色の濃さ柿簾南に朱き甲斐の窓秋冷の長き白壁加賀の城恨めしの雲を眺むる月の雨
2019/09/14 Sat 11:36 [No.1779]