もるげん
Woodyさん、今晩は。
加賀(金沢)人の気風について、しばらく金沢に在住した先輩から聞いたことがあります。
先輩曰く
金沢の人がその出身地を離れると、帰って来た時は他所者扱いされ、地域社会から心を開いて受入れて貰えない、という閉鎖的な気風である。
「一旦家を離れれば長男でも赤の他人」という言葉さえあり、とくに家を継ぐ長男は、修業のためであっても故郷を離れるのを嫌う。 この空気は金沢に限らず、地方では何処にもあるようだが金沢は極端なように思う。
さらにその原因は次のように考えられる。 「難しい事は言うな、南無阿弥陀仏と唱えさえすれば極楽往生間違い無し」という単純な考え方の風土があり、それが戦国時代に「百姓の持ちたる国」を造った。 またそのため為政者の弾圧が繰返された。 江戸時代には幕府に弱みを握られまいと、国中が結束せざるを得なかった。 この歴史的背景が、他国者や他所から赴任した為政者に対してだけでなく、他国に出て帰った身内にも気を許さない気風を育てたようだ。
と
貴兄はどのように感じられました?
2016/05/21 Sat 19:41 [No.1602]