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金沢の犀川の西側の岸辺に、雨宝院(高野山真言宗)と言う寺がある。この寺は、昔、室生犀星文豪が当院の二十二世乗法印の養嗣子として住んでいた。ここに住んでいた頃、書いた文章「性に目覚める頃」がある。この近くは、金沢の西の遊郭街でもあった。千日用水と言う名前の用水があり、今でも犀川の豊富な白山連峰の雪解け水を取り入れて流れている。ここから、加賀平野の農地に送られる水が、滔々と流れていた。
2016/05/19 Thu 11:45 [No.1599]