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Magica Days Part2

フェラーリ

―――翌日の昼休み、教室―――

さやか「恭介、今日の昼なんだけどさ」
上条「うん?」
さやか「あたしと仁美と恭介の3人でごはん食べるってことになったから、よろしく!」
上条「なん…だと…!?」
上条「いやいや、昨日の今日でいきなりすぎないか!?」
上条「無理、絶対無理だって!」
さやか「いいから来なよ! 仁美はもう屋上で待ってるよ!」
上条「でも僕の心の準備が…」
さやか「嫌だって言ったって、引っ張ってでも連れて行くから!」
ズルズルズル…
上条「ああっ…」
上条(ダメだ… 腕は治ったけど、まだ治りきってないこの足じゃさやかに抵抗できない…)
さやか「さぁ、もうすぐ屋上だよ」
上条「さやか、もう一度考え直…」
さやか「くどいッ!」

さやか「仁美、お待たせ!」
仁美「上条君にさやかさん、お待ちしておりましたわ」
上条「志筑さん…!」
さやか「じゃあ早速お昼にしよう!」

さやか(そろそろ頃合いかな…)
さやか「じゃああたし、ちょっとトイレ行ってくるから」
スタスタ…
さやか(後は2人でがんばれ…!)

―――夜、さやかの家―――

上条『それであの後話が弾んでさ』
さやか「へぇ よかったじゃない」
上条『本当にさやかのお陰だよ』
上条『お見舞いに来てくれたお礼もまだできてないのに…』
さやか「いいって、そんなこと」
上条『それで、さ…』
上条『僕、明日志筑さんに告白しようと思う』
さやか「…!」
さやか「そう… がんばってね」
上条『うん それじゃまた明日』
ピッ パタン
さやか「ふぅ… あたしもがんばらなきゃね」
さやか「魔法少女さやかちゃん、この街の平和をガンガン守りまくっちゃいますからねー!」

―――翌日の放課後、帰り道―――

仁美「でも上条君の家ってこっちの方向でしたの? 今まで帰りに見たことってないような…」
上条「ああ、本当は全然逆方向なんだ」
志筑「えっ… じゃあどうして…?」
上条「今日は志筑さんと、話したいことがあるんだ…!」

To Be Continued…

2013/01/05 Sat 15:54 [No.91]