神有屋
ペッポ様、こんにちは。返信が遅れてまことに申し訳ありませんでしたm(_ _)m
拙作にご感想をいただき、望外の喜びを感じております。本当にありがとうございました。
カエサルの著した「ガリア戦記」は、太平洋戦争時の「官報」、すなわちプロパガンダに類するものであります。
塩谷先生の著作は神有屋も所持しておりますが、小説である以上、描写は歴史的事実に目を瞑って叙情的(ご都合主義的)にならざるをえない、という感想を抱きました。
塩谷先生が自ら「物語」(つくりもの)と称されているのですから、先生が時代の主人公をカエサルにした以上、引き立て役を割り当てられた者はその立場に甘んじる他ないのでしょう。
塩谷先生のローに対する「偏っている」という評価は、歴史的事実に関わる意味で正しいと思います。
とはいえ文学的評価、即ち「物語(つくりもの)である」という点についていうなら、的外れになってしまうでしょう。
塩谷先生の物語は例えれば「三国志演義」であって、正史「三国志」ではないので。
ロー以前からローマが好きな神有屋としては、ローマファンを増やして下された塩谷先生には感謝しておりますw
返信が長くなってしまいました。
ペッポ様のご健勝をお祈りしつつ、筆を置きます。
ありがとうございました。
2015/11/11 Wed 23:10 [No.5]