H3年度卒 見目
西日本に大きな被害を与えた台風8号が過ぎ、夏の日差しとともに夏の大会が今日、開幕しました。仕事の都合もあり、開会式をテレビで見ておりました。栄冠は君に輝く を 山口さんが独唱されており聞き入ってるうちに20年以上前の夏を思い出してました。
また、同級生の柴田 清光さん(旧姓 糸井)・日光名峰 部長 として10年表彰を受けてました。
おめでとう!今後も頑張って欲しいです。
第1試合がコールドということで試合開始が前倒しになり、急いで県営球場に向かいました。
佐野松桜との1回戦です。
試合経過は、両校実力は拮抗した中でロースコアの展開となりました。鹿沼・左腕エースの駒場と佐野松桜・右のオーバーハンド原田の先発です。バックスクリーンが新しく電光表示になりスピード表示も出るようになってましたので両投手の緩急の差を見ながら応援しました。ストレートのスピードは同等でしたが、緩急の差は駒場が上でした。
先制したのは鹿沼。4回裏ノーヒットからチャンスを活かしスクイズで1点。5回裏に、内野手の送球エラーから2点目を奪いました。
6回表、ヒットで1点・1塁手前でイレギュラーする不運なタイムリーヒットを重ねられ1点を奪われ同点に追いつかれました。
その後、両投手が力投し最終回の攻防を迎えました。
スコアは同点でしたが、ヒット数は相手が上・また長打もあり鹿沼が守りで耐えた感がありました。
9回表を抑え、最終回の攻撃。4番 松本がセンター前で出塁。送りバントから華麗な速攻でサヨナラ勝ちをもぎ取りました。
実力は拮抗した中で、鹿沼が最後に1点もぎ取れたのは部員全員の努力と強い気持ちの賜物ですが、感じたのは野球のセオリーのおもしろさでした。失策は点に絡むとよく言いますが、相手の失策から1点を奪い、また最終回サヨナラのピンチに満塁策を取らなかった相手ベンチに対して、盗塁で塁を詰めプレッシャーをかけた攻撃。
野球は確率のスポーツだと思っています。一生懸命練習・練習試合するのは、様々な確率を上げる為です。セオリーとは確率。守備を徹底的に鍛えた後輩たちに敬服します。また、最終回、先頭が出塁した後の攻めのセオリー。
ずっと練習してきた勝つ為のセオリーを実行出来た鹿沼が1点もぎ取る事が出来たのだと強く感じました。
3年生にとっては最後の夏を迎えました。でも、最後の夏が始まったのです。最後のアウトまで一生懸命、夏を楽しんでほしいと心から願います。
今年も監督はじめ関係者の皆様、ご父兄の皆様があってこそ後輩たちが思い切り野球が出来ております。この場をお借りして感謝申し上げます。
次は、国学院栃木。同じ高校生です。熱い気持ちを持って全員野球で突破しましょう!
1回戦突破おめでとう!!
2014/07/12 Sat 20:32 [No.117]