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アナ雪にみる「自分自身の良さに目覚める」ためのヒント

のうさぎ

景さん

> 「アナ雪」やっと、見ました。

いえいえ。
こちらも、忙しかったり、体調もあったりで亀レスですしw
ゆるりといきましょう(^^)

> 姉妹の愛情の物語で。
> 女の子が好きそうなお話しですね☆

実は私、アナ雪を見た直後は、良さがわからなくて。

「前評判の割に、良いところは氷の宮殿のシーンだけ?男の子のキャラ設定も魅力が薄いなぁ...。」なんて。

> しかし、エルサは、豪華な氷の宮殿を作っちゃうなんて、すごいですね。

ええ。そのシーンにテーマが凝縮されていると思います。
この物語は「姉妹愛の物語」として読むことも出来ますが、むしろ

●自分自身の良さに目覚め、障害を受け入れ克服した人の物語

として読む方が、私は好きです。

エルサは「氷の魔法」という素晴らしい才能を持った女の子です。
物語の冒頭で、その才能を使って遊んでいたら事故が起こってしまいます。

【1】エルサは才能を持っていました。
【2】エルサは才能を使って遊んでいたら事故が!(妹アナの大怪我)。
【3】エルサとエルサの両親は、エルサの才能を「危険な短所」だと誤解しました。
【4】エルサの両親は「安全を守るため短所を隠そう」とし、それは「抑圧の教育」として作用しました。
【5】エルサは自分を嫌いになりました。

ところが、氷の宮殿のシーンで

●自分も家族(特に親)も短所と思っていたものこそが、長所

だという「きづき」に至る。
エルサの両親が選んだ「抑圧の教育」。
それは「子供(エルサとアナ)を守るため」の愛ゆえでしたが、誤りでした。

成長過程における親の影響力は良くも悪くも絶大です。
不運なことにエルサの両親は誤りを修正するチャンスを得る前に亡くなってしまいます。自己受容のピンチ!
にもかかからず....エルサは葛藤を乗り越える。

【6】どんな環境で育とうと、その人自身の力で、葛藤を乗り越え、自分自身を受け入れ、更に周囲に幸せをもたらす才能を開花させることが出来る。

という成長の物語に思えるんですよね〜

この掲示板に出入りする人は、私も含め心か体に何らかの病や障害を抱えていますよね。

でも...。
それは「不幸」ではないんです。
むしろ「特性」なのです。

特性を生かすも殺すも自分次第。
私は、そんな風に感じます。

2014/11/30 Sun 06:54 [No.1038]