大左衛門
低血糖って言葉、ご存じですよね。
血糖値の低い状態が続いて、集中力の欠如や無気力感、進行すると頭痛・吐き気・めまい・冷や汗などの症状があらわれるやつです。
人間の身体は血糖値を一定に保つ仕組みが働いていて、血糖値を下げるためにはインスリン、上げるためにはアドレナリン、グルカゴン、コルチゾールなどのホルモンが活躍します。
ところが、このインスリンの分泌が足りなかったり、しっかり機能しないと血糖値に異変がおきます。個人差もありますが、空腹時血糖110mg/dl以上、食後140mg/dl以上の状態が常に続いている状態を高血糖、逆に血糖値60mg/dl以下の状態を低血糖いいます。
低血糖の原因は、食事の量が少ないか、定時に食事が摂れない、空腹で激しい労働や運動を行ったときなど。現代の子供たちがキレやすいのは、低血糖症が原因ではないかと考えられています。誘因は、菓子やスナック類、ジュース類や炭酸飲料などの摂りすぎ。
食品だけをみると、高血糖になりそうですが、糖質やカロリーの高い食べ物を摂りすぎると、膵臓が疲労し、過剰反応などの機能障害を起こしてしまうのです。
すると、そのうちに、少量の菓子を食べただけで必要以上のインスリンを分泌したり、必要がないのに出し続けたりして、常に低血糖の状態が続いてしまうことになるそうです。
気をつけなければ…。
2011/02/27 Sun 10:12 [No.207]